「日本のどこにもカジノ置かせぬ」と反対連核協議会が発足する
日本は世界でも最悪のギャンブル依存症大国、大門実紀史議員がカジノ解禁を批判する(4月29日付しんぶん赤旗より転載)
日本共産党の大門実紀史議員は4月28日の参院決算委員会で、賭博場・カジノを合法化しようとする動きを強く批判、「日本は世界でも最悪のギャンブル依存症大国。カジノを解禁して依存症を増やすなどとんでもないことだ」と追及しました。
大門氏は、諸外国と日本のギャンブル依存症について比較研究した厚生労働省の資料を提示。他国ではおおむね1%台にとどまる有病率が、日本では成人男性の9・6%、女性でも1・6%にのぼっていることを指摘し、「人口から推計すれば患者は約560万人というショッキングな数字になる」と国の責任をただしました。
ギャンブル依存症
ギャンブルへの衝動を抑制できず、経済的、社会的、精神的問題が生じているのに、やめることができない依存症。
世界保健機関(WHO)が、精神疾患と公認しており、その対策と回復のための社会的基盤づくりが世界的な課題になっています。