新婦人アンケート・教育費が高すぎると悲鳴!OECDのほとんどは高校無償、半数は大学学費が無償

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 新日本婦人の会が行った「高校・大学の教育費アンケート」の結果は、高校では、入学時にかかった費用の平均は公立が23・2万円、私立が81・9万円。学校への初年度納入金は公立で9・2万円、私立は65・8万円と大きな格差があります。授業料のほかに受験や入学しなかった学校への納付金、教科書など学校必需品、制服や体操着などに平均14・3万円がかかります。大学では、入学時の平均費用は、国立で148万円、私立で178・8万円でした。授業料や入学金などのほか、受験に14・7万円、入学しなかった学校への納付金に21・9万円、教科書やパソコン代に13・3万円、1人ぐらしのスタートに40・3万円が必要になっています。
 大学の進級にも平均145・8万円かかり、就職活動にもスーツ代や交通費など平均10・5万円がかかっています。奨学金を受けている大学生は28・2%いました。そのうち有利子が64・4%に上ります。年収300万円未満の世帯では、大学生2人が受け取る奨学金が4年で816万円、返済額は2人で1021万円に上るという回答もありました。
 奨学金、教育ローンのほかの教育費捻出の手だてについては「学資保険の積み立て」60・8%、「子どもがアルバイト」31・5%、「祖父母からの援助」23・9%、「親がダブル(トリプル)ワーク」23・6%の回答がありました。その他、事業資金、預貯金、生命保険などの解約、年金や退職金からの取り崩しなどが目立ちました。
 OECD加盟国のうち半数の国は大学の学費が無償で、ほとんどの国に給付型の奨学金制度があります。またOECD加盟国のほとんどは高校が無償で、欧米では学級編成の基準は20~30人です。ここでも日本は世界の動きに反しています。学びたい若者が、お金がないために十分に学べず、希望を持てない日本の現状はあまりに異常です。
 (9月20日付しんぶん赤旗などより転載)
by tokusannmi | 2014-09-23 15:23 | その他 | Comments(0)