年金支給額、マクロ経済スライド初適用などで引き上げを低く抑えたため実質的引き下げに

c0282566_10174287.jpg 政府は、4月からの年金支給額を、物価や賃金の上昇よりも低く抑える、「マクロ経済スライド」初適用などによって、伸び率0.9%に抑制し、実質的に引き下げます。
 年金支給額は物価や賃金の伸び率に応じて決めらます。2014年は物価が2.7%、賃金上昇率は2.3%。これまでなら低いほうの賃金伸び率に合わせるため、2.3%が本来の改定率です。しかし、「マクロ経済スライド」を初適用で0.9%、過去の物価下落時に引き下げなかった分を取り戻すとして0.5%をそれぞれ差し引いた結果、0.9%の引き上げにとどまりました。
 「マクロ経済スライド」は2004年に導入。現役労働者数の減少などにあわせて自動的に支給水準を削減する仕組みです。物価下落時には発動しないルールですが、安倍内閣は今後、下落時にも発動できるようにして30年間も削減を続け、国民年金は3割、厚生年金は2割削減をねらっています。
(2015年1月31日しんぶん赤旗より転載)
by tokusannmi | 2015-02-03 10:36 | お知らせ | Comments(0)