人気ブログランキング | 話題のタグを見る

クボタのアスベスト被害、中皮腫死亡は435人とアジア最大!被害者の掘り起こしを

 労災型尼崎アスベスト裁判が大阪高裁で審理が始まるのを前に「クボタショックから10年・学習と署名活動スタート集会」が7月12日(日)午後、市立小田公民館で開かれ、市民110人が参加しました。神戸新聞東京支社編集部長・論説委員の加藤正文氏が記念講演、弁護団団長の八木和也弁護士がこれまでの闘いとこれからの課題を報告しました。市内杭瀬で育った加藤氏は「クボタ旧神崎工場で、工場労働者だけでなく、周辺住民にも犠牲者が出ていることが公表されたクボタショックから10年間。確認された死者は元従業員172人に対し周辺住民は263人と435人にのぼり、周辺住民が多く、アジア最大の被害」と説明、世界のアスベスト被害の状況を報告しました。また「阪神大震災の解体に伴うアスベスト被害者は5人が認定されているが東日本大震災に活かされていない。潜伏期間が長いアスベスト被害の難しさは、被害の発生時には発生源がなくなっているため、被害者の掘り起こしが大切である」と訴えました。最後に粕川事務局長から10月までに5万筆の署名の取り組みが訴えられました。この集会に堀内照文衆議院議員が最初から参加して、あいさつをしました。
クボタのアスベスト被害、中皮腫死亡は435人とアジア最大!被害者の掘り起こしを_c0282566_21525415.jpg




記念講演を行う神戸新聞の加藤氏





クボタのアスベスト被害、中皮腫死亡は435人とアジア最大!被害者の掘り起こしを_c0282566_21541234.jpg


アスベスト使用から20年から50年かけて発症、これからがピーク





クボタのアスベスト被害、中皮腫死亡は435人とアジア最大!被害者の掘り起こしを_c0282566_2155270.jpg




経過報告を行う八木弁護士






クボタのアスベスト被害、中皮腫死亡は435人とアジア最大!被害者の掘り起こしを_c0282566_21553088.jpg




あいさつを行う堀内衆議院議員
by tokusannmi | 2015-07-12 22:01 | 活動日誌 | Comments(0)