お年寄りの憩いの場、老人福祉センター福喜園、千代木園をなくさないで!

介護予防・日常生活支援総合事業がはじまる
 尼崎市は今年4月から「介護予防・日常生活支援総合事業」をはじめました。総合事業は、高齢期を健やかにすごすために「地域とのかかわりを持ち、必要な支援を受けながら生活できる地域づくり」「地域の集いの場の充実による支え合いの地域づくりと介護予防の推進」となっています。そして、その場づくりの中心に「高齢者ふれあいサロン」を位置づけています。
4カ所の老人福祉センター
 市は1970年から老人福祉センターを設置し、現在4カ所で2015年度は、年間延べ30万人、1日平均256人の高齢者が利用し「つどう場」となっています。4か所とも、利用者の大半は70から79歳で、利用内容や料金についても90%以上の利用者がアンケートに「満足」と答えています。
党議員団が福喜園を視察
 日本共産党議員団は今年2月に福喜園を視察しました。お風呂上りで気持ちよさそうに過ごしている方や、卓球を楽しむ方、体操教室に集まる方など、様々な楽しみ方をされており、その利用者からお話を聞きました。
千代木園と福喜園の廃止を発表する
 市は昨年12月に、第1次公共施設マネジメント計画(素案)で、千代木園と福喜園の2カ所の老人福祉センターを老朽化に伴い「機能移転」すると発表しました。「機能移転」とは、ほかの施設に事業を移し、2か所の老人福祉センターは「廃止する」というものです。
和楽園・鶴の巣園の風呂も廃止計画
 これに伴い残る鶴の巣園、和楽園の浴室も「市民の平等性確保のために入浴の中止を検討する」としています。
老人福祉センターとは
 老人福祉センターは、老人福祉法にもとづく老人福祉施設のひとつで、介護保険、老人健康法が優先されますが、介護保険などの適用を受けない、元気な高齢者が元気なままでいられるようにする施設といえます。「無料又は低額な料金で、老人に関する各種の相談に応ずるとともに、老人に対して、健康の増進、教養の向上及びレクリエーションのための便宜を総合的に供与することを目的とする施設のことである」と規定されています。
老人福祉センターは高齢者ふれあいサロンで補えない
 老人福祉センターは「総合事業」の目的と通じるもので、指定管理者が、センターの各部屋を利用して、健康やくらしの相談のほか、自主事業を中心に、体操・運動、各種の教養講座などを行っています。「高齢者ふれあいサロン」が老人福祉センターの機能をカバーできるものではありません。
地域に公平な設置を
 園田にある鶴の巣園の利用者のうち87%が園田地域からです。大物にある和楽園の利用者は、小田が52%、中央が34%です。大庄にある千代木園の利用者は、大庄が68%、立花が16%です。阪急武庫之荘駅の南にある福喜園の利用者は、立花が55%、武庫が34%です。地域にとって必要な老人福祉センター千代木園と福喜園は存続すべきです。
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お年寄りの憩いの場である福喜園
by tokusannmi | 2017-04-19 19:57 | お知らせ | Comments(0)