尼崎クボタ・アスベスト訴訟、被害実態を無視した高裁判決、上告して闘いを継続すると報告する
粕川さんは「今回の高裁判決は、一審判決に続いて再びクボタの責任を認める判決であったが、クボタのアスベストの飛散責任を300メートルに限定、クボタは法的な責任を認めないまま救済金の支払いを1.5キロメートルまで広げている。判決と矛盾している。判決文では300メートルに限定した理由がわからない。被害実態を無視した判決だ。公的な責任で被害実態をもとに疫学調査が必要だ。この点では尼崎市の責任は大きい」と述べました。