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広瀬若菜議員が地区会館を島之内へ残すべき、鶴の巣園の風呂の存続を求めて質問する

広瀬若菜議員が地区会館を島之内へ残すべき、鶴の巣園の風呂の存続を求めて質問する_c0282566_1923651.jpg 9月15日の本会議一般質問で、広瀬若菜議員は「園田地区における支所と地区会館の複合施設について、地元住民との合意が得られるまで進めるべきではない」と質問しました。市は「園田地区全体の方々のご意見、さらには藻川に架かる橋梁工事の進ちょく状況などを総合的に勘案した上で、判断する必要があると考えている。地域の方々と今後も引き続き丁寧に協議を重ね、一定のご理解がいただけるよう努める」と答弁。
 また「鶴の巣園の風呂機能は介護に資するもので、残すべきだ」との質問に、市は「新耐震基準の鶴の巣園は、現行の機能を当面変更する予定はない」と答弁し、鶴の巣園の風呂は廃止しないと表明しました。

広瀬若菜議員の園田地区会館と鶴の巣園についての質問に対する市の答弁
質問
 市の回答は、島之内全体の合意がとれたと認識しているのか。また、何をもって合意と判断したのか。
答弁
 要旨園田地区における地域振興センターと地区会館の複合施設につきましては、その設置場所について、藻川を挟んで東と西で意見が分かれ集約が困難な状況でありましたが、十分な駐車スペースを確保できる敷地の広さや園田西武庫線の藻川にかかる橋梁の開通を見据え、園田地区の中ぽどに位置する尼崎東高校跡地に設置することといたしました。また、かねてから老朽化等の課題がございました北消防署園田分署につきましては、現在の地区会館の敷地に移転し、その3階部分に地域の皆様にも広くご利用いただける多目的ホールを設ける提案をいたしました。こうした提案につきましては、社協園田支部や園田会の方々からは概ねご理解が得られたものと認識しております。一方、園和連協の方々からは、東園田の地域住民が自由に利用できる施設を残してほしいとの強い要望を受け、平成26年11月以降、園田分署3階の多目的ホールの具体的な平面図をお示ししながら、敬老会でも利用できる300人規模の広さを確保するよう規模について協議・検討したことをはじめ、ホールと園田分署の入口を分ける、音のでる活動への対応、飲食の取扱いや利用頻度といった様々な意見調整を積み重ね、ご要望に応えるべく、真摯に向き合ってきたところでございます。平成27年3月には、園和連協の役員の方々が採決を取られたわけではございませんが、仕方がないといったご意見も含め一定ご理解いただけたものと、市として判断したところでございます。しかしながら、その後、園和連協から地区会館を現在地で建て直してほしいとの要望や陳情が提出されたことiであり、これらが市が認識しているこれまでの経緯でございます。
質問
 地元住民との合意をどのように進めていくのか。合意が得られるまで複合施設の建設を進めるべきではないと考えるがどうか。
答弁
 複合施設の建設着手につきましては、東園田地域の方々のご意向を含め、園田地区全体の方々のご意見、さらには藻川に架かる橋梁工事の進ちょく状況などを総合的に勘案した上で、判断する必要があると考えております。地域の方々と今後も引き続きsr「寧に協議を重ね、一定のご理解がいただけるよう努めてまいります。
質問
 他地区の老人福祉センターの建物がなくなることとの平等性・公平性を保つことの意味は。また、鶴の巣園の風呂機能は介護に資するもので、残すべきだと考えるがどうか。
答弁
 老人福祉センターにつきましては、施設の老朽化が進み対応が急がれる千代木園、福喜園の2施設から、今後の機能のあり方について検討を行い、その考え方に基づいて、取組を進めていくこととしております。こうした中で、圧縮と再編の取組において、新耐震基準の施設は当面現状を維持することとお示ししておりますが、あくまでも将来においては、新耐震基準の施設も見直し対象になりうるという趣旨の説明をしたものでございます。従いまして、新耐震基準の鶴の巣園につきましては、現行の機能を当面変更する予定はございません。

  広瀬若菜議員の一般質問の発言原稿はこちらをクリックしてください。
  市当局の答弁要旨はこちらをクリックしてください。

by tokusannmi | 2017-09-16 19:06 | お知らせ | Comments(0)