日本共産党尼崎市議団の雨水貯留管の建設を考える学習会に70人の越える市民が参加

 日本共産党尼崎市議団は「雨水貯留管の建設を考える学習会」を8月27日(月)夜に開催し、70人を超える市民が参加しました。この雨水貯留管は集中豪雨によって引き起こされる内水浸水対策として、工事費100億円で、山手幹線と尼宝線道路の地下に3キロにわたり、学校のプール80杯分の雨水をためる雨水貯留管を建設するものです。この工事を行うために3か所の公園に立て坑が掘られる為、長期間使用できなくなります。今年3月議会で雨水貯留管整備事業の予算が可決されましたが、党議員団はこの予算に「浸水対策は必要だが、住民合意なしで進めてはならない」と条件を付けて賛成しました。7月から地元住民への説明会が開かれてきましたが、多くの疑問が出され、そこでこの問題を、専門家の意見を聞きながら、住民の皆さんと一緒に考えていくために開催しました。

 学習会では、災害対策の科学的調査研究を行っている国土問題研究会の中川学副理事長が1時間にわたり報告しました。中川氏は、日本の治水対策の変遷をかたりながら「治水は氾濫を前提にしている。流域治水は放水路、遊水地、調整池、各戸貯留浸透、地下貯留、校庭・公園貯留などがある」と報告しました。さらに「地下貯留建設は、小さな洪水は防ぐことができるが、膨大な事業の割に、容量が小さいため、大洪水には無力」と述べ、各地の学校グラウンドの雨水貯留施設を紹介しながら「この施設は、地下貯留管以上の効果があり、しかも少ない工事費でできる」と述べました。参加者から「西武庫公園を貯留地にできないか」「雨水貯留管の清掃点検への経費は」「集中豪雨浸水対策として貯留管は必要だ」「立て坑がほられるので、7年間も公園が使用できなくなり建設に反対だ」など様々な質問、意見が出されました。
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報告を行う国土問題研究会の中川学事務局長


by tokusannmi | 2018-08-28 11:10 | 活動日誌 | Comments(0)